インナーゲーム・・・

前回、テニススクールで上達するには・・・


・アドバイスの多すぎるコーチには習わない。

・教え好きなオジサマのアドバイスは聞かない。

・自分の中には、セルフ1とセルフ2がいて、常に会話をし合っている。


↑の理由ですが・・

基本、テニス(スポーツ)は右脳を多く使います。 なので基本的な技術(グリップ、打点等)を理解していたら、理想となる打ち方を視覚(左脳)で学ぶと速く脳に伝達します。(youtube等で現在の学生レベルは凄く上がっている) なので言語アドバイスは左脳系なので受け取った言語をイメージに訳す必要性があるので伝達が遅くなってしまいます。また、その言語とイメージが間違っている場合もあります。しかもいくつもの言語アドバイスをされたら脳はどこにフォーカスして良いか理解出来なくなってしまいます。沢山のアドバイスを真面目にやろうとすればする程、出来ない状態になります。当たり前ですが人間2つ以上の事をやるのは脳が困難なのです。  よく昔の野球選手が現在では考えらない1000本ノックの練習をしてましたが、誰でも600本位になると意識が朦朧として来るそうです。 最初はコーチのアドバイスを聞きながら捕球していた選手も600球以上になるとアドバイスを聞きたくても身体も脳も疲労して聞けなくなります。けれども、ここからが上達になるそうです。 左脳から右脳に切り替わります。思考(左脳)でなく身体(右脳)が勝手に動きます。 そうした方が身体(脳)で覚えるので忘れることがなく、緊張状態でも身体が勝手にやってくれるのです。 テニスでも振り回しという練習がありますが、それも同様です。 でも・・この方法は疲れますよね。 出来るだけシンプル思考にしたいです。そうすれば右脳型になります。 練習(特にショット練習)の時には気になるポイントを最低1つにしてみると良いです。 後はタイミング(リズム)です。 よく打ち方ばかりに囚われている生徒さんいますが(「どこが悪いのですか?」直ぐ打ち方に拘る方)、殆どがタイミングが合ってなかったりのミス(問題)です。 打ち方は置いといてタイミングを重視したら良いでしょう。 ストロークだと、1,テイクバック 2、ボールが落ちる。 3ヒットする。 を自分でボールを軽く見て「1,2,3!」とかカウントするとよいです。 


・苦労して、難しいことをクリアしないと上達しない・・

結構、この考え方の方、多いです。(汗 

(ただ、上達(現在レベルからの脱却)には、少しキツい位(脳に汗かいたり、筋肉痛になったり)は必要です。) 当然、上達する為には一定以上のボールは打たないといけません。 反復で脳に叩き込みます。この時に大事なのは脳ストレスが少ない状態です。そのためにシンプル思考で打ちます。


自分的には指導の中で、教えすぎない事を注意してます。 消化不良を起こしてしまうからです。 ただ・・

「もう少し教えて下さい!」 って生徒さんも希にいます。

そのような生徒さんは振り替えで参加された方に多く、レギュラーコーチが普段から指導過多の生徒さんに多いです。 言い方は良くないですが、教わった気持ちで満足しているのでしょうか・・ 自分で消化して、その課題を自分で試してモノにしないと上達はほど遠いです。 いくらスクールとは言え、コーチはヒントを与えるだけであって、その方の身体にはなれません。(汗


テイモシー・ガイウェイ著 「インナーゲーム」 がお勧めです!






Nobyy style

テニスコーチで元ブレイクダンサー永井信智 元CASSインドアテニスヘッドコーチ 指紋スイッチインストラクター 東京都、埼玉でテニス指導してます。 moku_kuma@yahoo.ne.jp 迄  ・FB Nobutomo Nagai  ・YouTube 動画 kuma0973 元義チャンネル で検索 PTR公認テニスインストラクター  元JOPランキングプレーヤー(200位)