ドロップショット・・・・
こういう嫌らしいショット・・・得意ですね((笑)
全仏OPを観ているとドロップショットが多い事に気付きます。 昔はこれをやったり、スライスを打つとコーチに「卑怯者、逃げるな!」と叱られました。自分はシングルバックハンドなので最初はスライスしか打てませんでした。(トップスピンは最初は難しい)たまにスイートスポットを外すとドロップになってしまって・・(汗 ただ、今考えるとその方がポイントを取れてました。 世界中、どこに行っても四角いコートのサイズは変わりません。四角いコートを支配するには、サイド(角度)で勝負するか前後(ドロップやネットプレー)で勝負するかの2つに分かれます。 ナダルは強烈なアングルを打ってコート外に相手を押し出してストレートに強打するサイドを使ったプレーヤー・・フェデラーはサーブ&ボレーやベースラインからのドロップを多用する前後を使ったプレーヤー・・と言う感じですね。 最近のプレーヤーがベースラインからのドロップ(昔はリスクが高く難度が高いのでやらなかった。)を使用する選手が多くなったのは、フェデラーの影響だと言っても過言ではないです。 フェデラーが10年前位から多用しだしジョコビッチを圧倒・・そこでジョコも真似してフェデラー戦で使うようになりました。 選手は自分の得意技を相手にやられるのが嫌なんですよね・・そこからジョコはフェデラーに負けることが少なくなり(圧倒)ました。 そしてフォアのドロップ(こちらのほうがバックよりも難しい~)もフェデラーが使い出したら、フアンの錦織選手も真似をして使い出しました。 今では誰でも選手が使ってます。 そして、最近多く使うのが相手のセカンドサーブでのドロップですね。これは自分も得意(好き)でよく使います。 なぜって・・リターンはフットフォルトがなくてどこから(前から)リターンしてもいいんです。 相手(サーブ)が疲れてセカンドサーブを入れてけサーブになった時に前に立ってドロップリターン・・サーブのみに集中したい所にドロップも気にするので、相手はたまったもんじゃないです。 これも四角いコートを利用した作戦の一つです。 今後、予想できるのは、ドロップの多用で、ベースライン後方の選手が少なくなると言う事・・ そして更にペースが速くなるでしょう。
真面目なテニスのお話でした。
0コメント